過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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190:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 12:34:37.65 ID:Z4dhcZc20
にこ「そうだ・・・一緒に幸せをつかむんだ・・・。」

そうだ、誓ったじゃないか。悪魔に魂を売ってでも、幸せになるって・・・。

もう、体を売るのは嫌なんだ!

にこはすぐにメールを送る。

解答は・・・イエスだった。

2F廊下

二人は早歩きで目的地を目指していた。

でもそれは1Fの食糧がある所ではない。海未が死んでいた、ことりの部屋だ。

花陽「凛ちゃん、急ぐよ!。」

凛「ちょっとまつにゃ〜。かよちん、さっきの話、本当なのかにゃ?」

花陽「うん!!確かに見たんだ、あの部屋には、にこちゃんが持っていた、
ピンク色のテニスボールが落ちていたんだ!」

凛「でもそれが何で犯人に繋がる証拠になるのにゃ?」

花陽が先ほど凛に話した事、それはことりの部屋に犯人に繋がる証拠があるから取りに行こう、という話だった。

花陽「前に聞いた事があるんだ!脇にボールを挟んで脈を止める方法があるって!」

正確には『圧迫止血法』という立派な医療行為だ。

脇の溝にボールをあてて、肩の力を入れてボール挟み込むようにすると、腕の血管が

ボールに圧迫されて血が止まり、 肩から先に血液が回らなくなるので、脈が止まるのだ。

主に手から大出血した時に使う止血方法。

花陽はそれを偶然知っていたのだ。

凛「よく分からないけど、そのピンクのテニスポールあれば・・・。」

花陽「うん、密室の謎が解るかもしれない。」

凛「でもそれならば何故絵里達に話さなかったんだにゃ?」

花陽「それは・・・あの中に犯人がいるからだよ。凛ちゃん。」

凛「え!?」



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