過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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193:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 13:36:51.54 ID:Z4dhcZc20
花陽視点
音がしたので、後ろを向くと、そいつは、いや、海未ちゃんは笑いながら何かを逆さに掴みながら、

私に振り下ろしていきました。

私はただ立っているだけでした。

もうだめだ・・・私はそう思いました。

凛「かよちんあぶない!!」

その時、凛ちゃんが私を後ろに引き戻しました。

私はしりもちをついて後ろに倒れました。

凛「あああああああああ!!!痛いぃぃぃぃい!!!」

凛ちゃんが後ろに後ずさって痛がっています。

その時、手に柔らかい感触がありました。

それは私が探していたピンクのテニスボール。

花陽「見つけたよ!凛ちゃ・・・」

私がそれを持って、前を向くと、

花陽「あっあぁ・・・!」

凛ちゃんが海未ちゃんに羽交い絞めにされて逆さに持っている何かをもう一回振り下ろしている光景でした。

凛「あっああぁぁ!!」

それが振り下ろしきった後、凛ちゃんのお腹あたりから赤い何かがとびちりました。

凛「ごふっ・・・あああああああああああ!!!!!!!痛い痛い!!!!!」

それが海未ちゃんの顔につきました。

不覚にもそれは美しい。と感じてしまったと同時にそれは血で、どこから、

誰から出てきたのかに気付きました。

花陽「いやああああああああああああああああああああああああああああ!!

凛ちゃああああああああああああああん!」

逃げよう。

そう思っても、ひざが動きません。

怖くて息もろくに吸えません。

人は恐怖でマヒすると、この時初めて知りました。



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