過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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194:名無しNIPPER[saga]
2015/04/04(土) 13:37:38.43 ID:Z4dhcZc20
花湯「あっあ・・・あっ・・・。」

海未「・・・。」

海未「・・・、フフフフフ。」

海未ちゃんは楽しんでいました。

人を刺して喜んでいました。

ワインを開けた時、快感を覚える人がいると聞きます。

この人もそれと同じ人なのでしょう。

私というワインを開けて、私から出る液体を浴びたいのです。

根っからの殺人鬼。

血が似合う犯罪者。

海未ちゃんの顔がドアの外からの光が漏れて見えました。

あぁ・・・あなたが殺したんですね・・・。血のメイク、とてもきれいですよ。

海未ちゃんと私の目が合い、私の所に向かおうとしました。

どこっ

そいつがしりもちをつき、その上に今度は凛ちゃんがのっかかりました。

凛「かよちん逃げてえええええええええええええええええええ!!!」

花陽「うわああああああああああああああああああああ!!!」

凛ちゃんの声と共に、私は立ち上がりました。

自分の意志では動かなかったのに凛ちゃんの声には言うことを聞くんです。

不思議です。

急いで部屋の出口まで向かいました。

出口までは五歩のはずなのに出口が遠ざかっている様な錯覚に陥りました。

三歩目でそいつが凛ちゃんに向かってなにかを・・・、

ナイフを振り下ろし、四歩目でナイフが刺さり、五歩目で血が飛び散りました。

花陽「いやああああああああああああああ!!!」

私はもうそこから逃げる事しか考えていませんでした。

凛ちゃんは見捨てても、この手に持っているこれは離しませんでした。

これを持ってはやく三階に・・・。その時、曲がり角から影が見つかりました。

しかし私は止まれず、その人にぶつかってしまいました。



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