過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」ver2.0
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74:名無しNIPPER[saga]
2015/04/02(木) 22:12:26.03 ID:tmg9xEjI0
回想 真姫の部屋
11:00

ジリリリリリリリリリ

真姫は目覚ましの音で目が覚めた。

12時に集合なのだが乙女には色々準備する時間があるのだ。

真姫は久しぶりに熟睡することはできた。

合宿に行くまでの真姫の心労の不安と言ったら計り知れない。

何せ、いつ西木野総合病院が潰れてもおかしくは無いのだ。

金策も尽き、残りは真姫の祖父が残した隠し遺産だったのだが・・・。

昨日穂乃果と亜里沙はそれを見つけてくれた。

碑文に従い全員に分ける事になったが、真姫の取り分どころか、通帳の中のお金で病院を救う事ができる。

たぬきの皮算用をあてにしていた身としては十分すぎる結果だろう。

真姫「っん〜っ!と!」

真姫はベッドに座りながら背筋を伸ばす。

と、そこへ・・・

プルルルルルルルルルル・・・

プルルルルルルルルルルルルルルルル・・・・。

真姫「・・・誰よこんな朝早くに・・・。」

それは電話の鳴る音だった。

この別荘は部屋の一つ一つに電話がついていて、各部屋に内線で繋ぐ事が出来る。

もちろん普通の電話も出来る。

真姫は布団から起きると瞼を擦りながら受話器を取った。

取った時に画面を見ると非通知、と表示されていた。

真姫「(非通知・・・?)はい、もしもし。」



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