77: ◆1rDMWX8C56[saga]
2015/04/04(土) 10:12:59.23 ID:W8GE+zxh0
ギャインッ!!
大和田の顔を切りつけようとしていた剣が、何者かによって弾かれた。
??「うぅん?誰だい?俺の邪魔をしてくれちゃってんのは?」
男は、周りを見回して言う。
??「あれぇ?気絶してた生真面目そうな兄さんじゃないか?意外に回復が早かったみたいだけど……あれ?どしたの?その目?
あ、怒ってる?もしかして、もしかしなくても怒ってるの?キミ?笑えるねェ?ハハハッ!!」
大和田「き、兄弟……?」
石丸?「待たせたな……兄弟……」
男の剣を弾いたのは、気絶していた石丸であった。手には、どこかへ飛んでいってしまったハズの石の剣が握られている。
だが、石丸にしては、様子がおかしい。オーラのようなものを纏い、男を睨みつけている。
??「おやおや?真面目そうに見えてたケド、本当は不良だったりするのかな?雰囲気がどす黒いよ?」
石丸?「人を見た目で判断するな、って、幼稚園で教えてもらわなかったのか?お前」
大和田「……お前、本当に兄弟なのか……?」
石丸?「あぁ、正真正銘、オレだ。だが、兄弟が知ってる方じゃねぇ……」
大和田「ど、どういうことだよ……!?」
??「ウンウン。俺も気になるなぁ〜、教えてくれないかなぁ〜?」
石丸?「……良いだろう。教えてやる。耳の穴掻っ穿って良く聞け……」
大きく息を吸い、そして吐く。
次の瞬間、爆発するようなオーラ。
石丸?「オレの名前は石田だぁっ!!兄弟の想いの強さを受けて生まれた、石田だぁああっ!!!」
石田、爆誕。
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