過去ログ - 【親愛なるキラー・クイーン】
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108: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/01(金) 21:16:21.55 ID:f4FRlMG60
どれだけ攻撃をし続けたのかは覚えちゃあいない。どれだけ痛め付けたのかもわからない
我に返ったのは泣きながら俺を億泰が止めていたからだ

「もう止めて兄ちゃん!俺の傷は大丈夫だから!父さんが死んじゃうよ!」

あれほどの攻撃を受けても親父はなお死ぬこと無く呻くだけの生き物になっていた
目の前の軍隊を見ると、あることを思い出して決壊したダムのように涙が溢れてきた

(コイツらよぉ…親父が昔買ってくれたフィギュアにそっくりじゃあねぇか…)

俺の中のキラキラしたまだ平和だった頃の家族がどうやったって治せないほどビリビリに破けちまったような気がした。やるせなさと悔しさと絶望感が俺の心を包み込んでいた


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