110: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/01(金) 22:09:34.16 ID:f4FRlMG60
それから俺は親父からこの矢が何かということも、俺が見えているものも、DIOというのは何者かも知っていることは全て聞き出した
信じるしかなかった…目の前に起きていることは頭がどれだけ否定しようとも事実に変わりはないのだから
俺は矢を信じた。いつか親父を殺せるスタンドに俺達を導いてくれるに違いないと
才能があるかないかなんて開ける前のプレゼントのようにわかるわけがなかった。無闇やたらに俺は色んな奴を打ち抜いていった
111: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/01(金) 22:27:03.82 ID:f4FRlMG60
結局俺の怒りは俺の行くべき正しい道は示してはくれなかったさ…ただ正しいと思い込んでいただけの道だったんだ…
そう感傷に浸っていた時だった。後ろから懐かしい声が俺の名を呼んだ
「兄貴…?そこにいるのか兄貴…?」
112: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/01(金) 22:30:13.84 ID:f4FRlMG60
【怒りの先は示されない】完結です!
最後まで読んでくださった方には感謝です!
次は>>61さんのリクエストを書かせていただきます!よろしくお願い申し上げます
113:名無しNIPPER[sage]
2015/05/01(金) 23:50:41.65 ID:B7Bn7sG/O
乙
京兆は最後に正しい白の中に戻れたと思いたい
114: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/02(土) 21:24:54.42 ID:h8Yu6H2f0
【帰るべき場所】
懐かしい風、懐かしい匂い
途中見える馬達も代わり映えの無いありきたりな風景のはずなのに新鮮で美しくて、楽園のように僕には映る
115: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/03(日) 10:35:19.02 ID:a4xmD4nu0
ふと友達との会話が頭によぎった
尊敬しあえる友であり、馬鹿にしあいながらも共に道を歩んだ友の言葉を
『なぁジャイロ』
116: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/03(日) 11:05:07.29 ID:ZgxcYfgnO
一人の青年が故郷へ帰るとき
その故郷にはまた帰りを待つ者がいた
旅を終えた我が子を待つ父親は、出迎える言葉を頭の中で何度も何度も考えていた
117: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/03(日) 11:13:23.94 ID:ZgxcYfgnO
最後まで影で見守るつもりだった
大衆の中でひっそりと、あの子に気付かれないように見守るつもりだったのだ
だが私は最後のステージで罪を告白した
亀裂の証であるブーツを持って
118: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/03(日) 11:18:27.84 ID:ZgxcYfgnO
馬を降りて呼び鈴を鳴らす
開いたドアから見えた懐かしい顔
僕がこれからは共に道を歩む人の顔
僕らの道の始まりは、旅の終わりからなら。僕の言う言葉をあのときの友から借りよう
119: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/05/03(日) 11:20:46.00 ID:ZgxcYfgnO
【帰るべき場所】完結です!
最後まで読んでくださった方には感謝です!
ありがとうございます
引き続きジョジョ限定ですがリクエストを受け付けさせて貰います!
120:名無しNIPPER[sage]
2015/05/03(日) 11:48:01.94 ID:BDDGm4ne0
アヴドゥルさんがジョセフと出会ったエピソードとか
169Res/80.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。