145: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/06/06(土) 22:25:44.69 ID:da5CcKLeO
光を反射しながら舞い落ちる硝子の破片
いくら打っても手応えは無い『皇帝』
次の瞬間俺はまた背後を取られナイフのようなものを突き付けられる
鏡の中にいるミイラ男のような暗殺者がいつの間にか背後にいたのだ。間違いねぇ…J・ガイルのスタンドに違いねぇ…
だが俺は撃たない。『皇帝』の銃口が向けられるべきは背後ではない
「ちょいとオイタが過ぎるんじゃあねぇのかなJ・ガイルの旦那?」
コンビを組む奴にたまにいるんだよ。こうやって実力を試そうと仕掛けてくる奴がな
なぁにこの世界じゃあ珍しいことじゃあねぇぜ
「早打ちには自信がある。今すぐあんたのスタンドを退けてくれねぇかな…じゃねぇとコンビ解消の最速記録になっちまうぜ」
「…ヒヒッ…気に入ったぞホルホース……汗一つかきもしないとはなぁ…ここまでやるとは頼もしい限りじゃあねぇか」
鏡の中の暗殺者が消えると同時に俺も『皇帝』を消す
コンビ解消にはならずに済みそうだった
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