153: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/06/28(日) 22:47:15.03 ID:L2Jaxgck0
「あなた幾らで私を買うわけ?はした金じゃ私はあなたみたいな上玉でも買われないから」
彼女は吐き捨てるように言葉の一つ一つを投げつける。それは最後の小さなプライドを守るための人間特有の意地だろうか?
決してその目は媚びるような光を灯してはいなかった
世界そのものを蔑み、侮り、馬鹿にし尽くすような目だった
「堕ちるとこまで堕ちたとしても、プライドは捨てはしないと言うわけか。実に素晴らしい精神だ」
心の底からその女性に感心し、褒めあげる
彼女はその言葉を良い意味では捉えなかったのか尚にムッと顔をしかめた
「そうよ。私にはプライドがある。また返り咲いてやるのよ。あの世界で」
そう彼女が吐き捨てた後、彼女自身もなぜそんなことを口走ったのかと不思議そうに表情を変えた
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