53: ◆5JdYsMOLwU[saga]
2015/04/05(日) 21:55:25.04 ID:4R+j7C7t0
イギーにとっては脱走など朝飯前でした
何故なら彼にはバカ人間じゃあ到底真似できないふしぎな力を持っていたから
彼の周りをするすると砂が風と遊ぶかのように渦巻いて徐々に形を作っていきます
その砂はまるでインディアンのように羽飾りをつけた大型犬のような姿になったのです
彼は生まれついて砂を手足のように操ることが出来たのです
と言ってもこの広い屋敷にはろくに砂が落ちていないのです
そのために彼はコツコツとあることをして砂をかき集めていました。それは人の靴集めです
人の靴についた砂を少しずつ、少しずつ奪ったのです。全ては脱走の為だけに
169Res/80.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。