過去ログ - 勇者「腹部に短剣が刺さり、そのまま絶頂した」【R-18】
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37: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/04/04(土) 06:24:50.00 ID:sFCa58X9o

「ぅぁぁ、――ッ!」

 勇者の腹にドロッとした雫が滴る。
 生暖かく、鉄臭いそれは間違えようのないほどに勇者の血液である。

 魔女によって持ち上げられた勇者の両手は、支えを失い腹上の血の真ん中へと音を立てて落ちる。

 彼の手首の冷たい手錠の感触が腹部を伝い、勇者に強烈な閉塞感をもたらす。

(ぁ、結構本気で動けねぇのな)

 その感情は彼の強烈な生存本能を刺激したようで、意識が流れるようにつながっていく。

(もしかして俺、本気で魔女に殺されかけてるのか? つかつか結構、死にそうだよな)

 電撃のような鋭い快楽が勇者の体を駆け抜けていく。
 その大部分は淫猥な音を響かせ、貪るように吸い付く魔女の唇と、
それを補助するように丁寧に動く指先に依るものである。


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