過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2015/12/08(火) 01:22:46.30 ID:OBJgOl+No
それは『エトランゼ』を守ろうとする誰かであったことは確実である。
もしも義手の女のような危険人物が店内に紛れ込んでいたらと思えば、ずっといいのだ。
「そうです。シューコくらい強い人が、お店を守ってくれてるんです。
とても、心強いです」
今回の件の非は全て自分にある。
そう思ったアーニャは、座り込んでいた床から立ち上がり窓の外を見た。
「もう夜、ですか。
これじゃあもう、今日は謝りに、いけないですね」
すでに空には月が昇っていた。
時間も見ればもう午後の8時過ぎと営業時間も終わっている頃合いであった。
「……突然、飛び出してきましたから、迷惑かけてしまいました」
正直今回アーニャがしたことは簡単に許されるようなことではない。
クビになることすらもアーニャは覚悟はしている。
「携帯、電話は……」
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