過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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◆PupFZ5BZvyzZ
[sage saga]
2016/02/03(水) 22:12:53.70 ID:H+PnEL/o0
「プロデューサー、大丈夫? けっこう無茶してたみたいだけど」
「ひとまずは、な。筋肉痛が長引かないよう願うばかりだ」
「そんなこと言うトシでもないでしょ」
エボニーコロモは全カメラの停止を確認してからヒーローマスクを脱ぎ、相棒と軽口を交わす。……そして、スクラップと化した軽バンを見やり、肩を落とした。
「二代目はよく頑張ってくれたな。買い換え予算は下りるだろうが」
「美世ちゃんの能力、当たりが出るといいですね」
「ソレよ」
亡き『二代目』は田舎くさい外観に見合わぬスーパーマシンであったが、その改造はアイドルヒーロー同盟の同僚、原田美世の能力による。
車両に超スペックを付与する彼女の能力は、一方で確実性が低い。頼りきりになるより、ベース車両の時点でワンランク上のものを買うべきか。
エボニーコロモ、すなわち黒衣Pの懸念は社用車だけではなかった。サイバー甲羅の残骸に歩み寄り、脱落したパネルの一つを拾い上げる。
「双子のワンチャン……いや」
パネルの裏には、サイボーグ改造を手がけたと思しきメーカー章が精密レーザー彫刻されていた。付着した灰を払い、……予想は不愉快にも的中した。
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