過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
↓
1-
覧
板
20
819
:
◆lhyaSqoHV6
[sagasage]
2016/02/25(木) 08:20:44.98 ID:rhio0V+5o
仁美「ふぅ……」
その後も勢いよく食を進めていた仁美だったが、一時手を休め膳を見やる。
仁美「(っ!? し、しまった……っ!)」
そこで、とある事実に気が付き、その表情を絶望に染めた。
仁美「(ペース配分を誤った……白米に対して、鯖煮の割合が多すぎる……!)」
仁美「(このままじゃ……鯖煮だけ残っちゃう!)」
気付いた時には茶碗の中の白飯が、二口三口ほどにまで減少していた。
漬物が存外濃い味のため無意識の内に消費していたか、あるいは鯖煮との相性の良さ故に無計画に食べ過ぎたか。
いずれにしても、このままではメインである煮魚を残し主食の白飯が尽きてしまうだろう。
まさしく致命的な事態である。
仁美「(どうしよう、何か手は無いの!?)」
──と、策を探す仁美の視界に、とある一文が飛び込んできた。
安っぽい、コピー用紙と思しき白紙に、これまた安っぽい黒インクのフェルトペンで書かれたそれは、
壁面に並んだ木製のメニュー板の横に、無造作にテープで貼られていた。
仁美「(あれは……『ごはんお代わり無料』……!? な、なんてこと!!)」
仁美「す、すみませーん!」
窮地に一筋の光明を見出した仁美は、再度少女を呼ぶのだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
833Res/856.52 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1428077015/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice