過去ログ - 千早「weepin in the rain」
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11:Zero/ ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/04/04(土) 15:54:17.43 ID:pxNEB4omO
千早の行動からは、『俺から離れたくない』……そんな意思が感じられた。

彼女の寂しさを感じたからか、俺はその腕を振りほどくこともできず、ただ彼女の瞳を見つめ続けることしかできなかった。

「そんなこと言わないで下さい!私には、あなたが必要なんです!」

「これからずっと、二人で頑張っていこうって言ってくれたじゃないですか!」

「私をちゃんと見てくれる人がいる、そう思って、私本当に嬉しかったんですよ・・」

「約束したのに……!」

涙で顔がぐちゃぐちゃになった千早は、俺の胸に顔をうずめる。

止まらない嗚咽。

蛍のように輝く目から溢れ続ける涙。

でも……今の俺には、どうすることもできない。


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