過去ログ - 【艦これ】整備兵「鎮守府で働け?」提督「そうだ」
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914: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:00:37.89 ID:5/dh4Sco0
女神「何でしょう」

整備兵「どちらも前大戦末期、暮軍港空襲で……暮港付近に大破着底している」

女神「……悲しいことです」
以下略



915: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:01:09.29 ID:5/dh4Sco0
女神「……そうですね」

女神(私から伝えてしまうのは、工廠長に悪いですが……)

女神「私は知っていますよ。艦娘のことも、建造のことも。まだあなたの知らないことを、数えきれないほどに……」
以下略



916: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:01:41.26 ID:5/dh4Sco0
整備兵「それより、まさかあの推論が正しかったって言うのか……!?」

女神「全部が全部ではありませんが、悪くはないと思いましたよ……。艦娘の身でありながら……明石さんは聡い方です」

整備兵「それなら、艦娘は……」
以下略



917: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:02:10.84 ID:5/dh4Sco0
整備兵「……」

女神「私はやり方を知っていました。彼らをどうしてやれば良いのかも知っていました。私は、彼らを導くことにしました……」

女神「つまり、私はそうすべきなのです。知っている私が、求める彼らの前に現れたのですから。それが私に課せられた責務、と言っても差し支えないかもしれません……」
以下略



918: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:02:31.90 ID:5/dh4Sco0
整備兵「命……?艦に……そりゃ、もちろんだ。海軍の軍人なら誰だって、艦をただの物として見るなんてことは……」

女神「いいえ、艦に命などありません……。そう、決して」

整備兵「……どういう意味だ?」
以下略



919: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:03:06.50 ID:5/dh4Sco0
女神「しかし人類は、あまりにも……あまりにも多くの絶望と怨嗟を海に沈めすぎました。それらが、世界の理を破り再び地上に現れるほどにまで……」

整備兵「それなら、深海棲艦の正体は明石の想像通り……!」

女神「忠誠、庇護、献身……軍人達の精神の正の要素こそが、艦娘達の原動力です。すなわち逆に、深海棲艦の原動力は……」
以下略



920: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:03:39.98 ID:5/dh4Sco0
整備兵「……ところでさっき、妖精もそう考えているって言ったよな。工廠の妖精達も装備の妖精達も、皆そう思っているのか」

女神「そうですね……まず、工廠の妖精達は間違いありません。私が差し出した手を掴み、今の人類のために全てを捧げると誓った者達ですから……」

整備兵「……それは、比喩的な表現だよな」
以下略



921: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:04:04.81 ID:5/dh4Sco0
女神「はい……。ですから工廠の妖精達はそれぞれが、たった一人自らの声のみで、私の呼びかけに応えてくれた者達です」


工廠長『おう若造、スランプは脱したか?』

以下略



922: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:04:40.72 ID:5/dh4Sco0
女神「そのことでしたか……。それに関しては、彼らを悪く思わないでください。私のさせたことですから……」

整備兵「め、女神が……させた?」

女神「はい。開発で使用する資源量については、私が各工廠を回って指示を出しています」
以下略



923: ◆B/dahWeduk[saga]
2015/11/11(水) 01:05:01.54 ID:5/dh4Sco0
女神「ゲームをする人は提督となり、工廠にもレシピを指示し、装備を開発して深海棲艦と戦います。何十万人、何百万人という人々が、そのゲームを遊びます……」

女神「人々はどうすれば良い装備を開発できるか思案し、色々なレシピを適当に考えては試してみるでしょう。効率の悪いレシピに資源を注ぎ込んではがっかりし、資源が底をつけばまた貯め直して次のレシピを試すでしょう……。そうして、新しいレシピが開拓されるのです……」

女神「ですが、もしそれが現実の出来事であれば、そんなことを積極的にできるでしょうか?」
以下略



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