過去ログ - 梓「憂、もう帰ろ?」憂「…………」
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25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:23:30.77 ID:A/teO6r30
「ねぇ梓ちゃん。いい部屋は見つかりそう?」
苦笑いする梓に対して、憂は真顔で尋ねる。
「うーん。そうだね。唯先輩、あれで変なこだわりがあるから結構いろんなとこ回って大変だったけど…幾つかよさそうな候補は見つかってるよ。
あんまり迷ってても仕方ないし、そろそろ決めちゃうかんじかな」
「へぇ。梓ちゃんが付き添ってくれてるとわたしも安心だよ」
「そんなこと…ないけど」
「あるよ。でも意外だったな。梓ちゃんが賛成すると思わなかった」
「え……っと」
「お姉ちゃんが一人になって、梓ちゃんは心配じゃないの?
わたしは心配。せめて卒業までは家にいてもいいんじゃないかな、って思ってたんだけど」
「あ、うん…心配は心配だけど。でもさ、いい機会なんじゃないかな」
「それ…どういう意味?」
「ほら。ここにいたら唯先輩はいつまでも憂に頼りっぱなしのままでしょ。
いつかは自立しなきゃいけないんだから、さ」
「わたしのせい?」
「あっ、ご、ごめん。そういう意味じゃ…なくて」
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