過去ログ - 梓「憂、もう帰ろ?」憂「…………」
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42:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:41:41.76 ID:A/teO6r30


『でも?いいの?純』

『何がよ』
以下略



43:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:42:38.37 ID:A/teO6r30

純ちゃんはやたらとおっきなハンバーガーをもぐもぐとさせながら聞く。
それ、新商品?わたしの知らないやつだ。

『てか食べるか喋るかどっちかにしなよ…予定、ね。うん。どうしようかな、って今考えてるとこ』
以下略



44:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:43:31.73 ID:A/teO6r30

『でもこうして帰ってきてくれて久しぶりに顔が見られてホントによかったよ
 ホントに』

『ん、まぁ…ね』
以下略



45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:44:25.35 ID:A/teO6r30

『わたしはあずにゃんと一緒ならどこだってたのしいよ』

『”あずにゃん”、かぁ…』

以下略



46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:45:12.05 ID:A/teO6r30

あずにゃんは黙ったままだ。
確かにわたしたち、もう高校生じゃないし、いい歳だけどさ…あずにゃんはいくつになってもあずにゃんじゃん。
できればこの呼び方は変えたくない。
もし変えてしまったら、きっとわたし達の間にあるものが壊れてしまう。決定的に。
以下略



47:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:46:42.04 ID:A/teO6r30

ほっ。
あずにゃんはずっとあずにゃんだもんね。

『ひとりだけ、ね。
以下略



48:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:48:02.15 ID:A/teO6r30



ディズニーのオルゴール曲が静かに流れる空間から窓ひとつ隔てて、外の世界からはアブラゼミの鳴く声が聞こえてくる。

以下略



49:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:49:21.39 ID:A/teO6r30

「でも治りかけが肝心だから、今日は家でゆっくりしようねって」

「出かけてるじゃないですか」

以下略



50:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:50:23.13 ID:A/teO6r30

「ほら、”大は小を兼ねる”って」

やっと一冊の本を抜き出した唯は表紙だけ見てすぐに元の場所に戻す。

以下略



51:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:51:10.54 ID:A/teO6r30

「お姉ちゃん、お料理のレパートリーももうちょっと増やさないとね」

しゃがんでいた憂が立ち上がる。

以下略



52:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/05(日) 00:52:06.61 ID:A/teO6r30

冷房対策に、と梓でさえ薄手のカーディガンを一枚羽織っているというのに、唯ときたら半袖のポロシャツを一枚着ているだけだ。自己防衛ができてないとしか思えない。

「心配性だなぁあずにゃんは」

以下略



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