過去ログ - やはり俺が素直に好意を伝えるのは間違っている。
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62:1[saga]
2015/04/09(木) 00:15:13.16 ID:Dt7P+Nc4o
「うん、でもあの雪ノ下さんが君を信頼しているのはわかったよ」

「……文化祭の時ですか」

そう言うと笑顔の答えが返ってきた。
以下略



63:1[saga]
2015/04/09(木) 00:15:58.32 ID:Dt7P+Nc4o
「比企谷君は私のことをどう思う?」

質問の意図がわからない。

「総武高校の生徒会長で、みんなが慕う先輩です」
以下略



64:1[saga]
2015/04/09(木) 00:16:35.34 ID:Dt7P+Nc4o
俺が呆気にとられていると、めぐり先輩は独り言のように続ける。

「最初は文化祭が終わってからかな。プロセスを見ている私からみて、最終的に成功したのは、雪ノ下さんのおかげだと思った。でも雪ノ下さんはみんなを引っ張り上げてくれたけど、強制力の方が強かったと思う」

途中からどんどん抜けていったからな。雪ノ下もできる奴がやればいいと考えるタイプだし。
以下略



65:1[saga]
2015/04/09(木) 00:17:05.59 ID:Dt7P+Nc4o
「先輩がそう思いたいだけです」

「違うよ!」

心と声のトーンが一層落ちる。文化祭の時と同じか。
以下略



66:1[saga]
2015/04/09(木) 00:17:35.38 ID:Dt7P+Nc4o
「先……輩?」

「わたし……っは……私は……」

こうなったら落ち着いてもらうことが先だ。
以下略



67:1[saga]
2015/04/09(木) 00:18:03.65 ID:Dt7P+Nc4o
「も、もう大丈夫でしょうか」

「大丈夫じゃないもん」

さっきから俺の胸に顔を埋めたままなでなでを要求され続けています。
以下略



68:1[saga]
2015/04/09(木) 00:18:33.05 ID:Dt7P+Nc4o
「自分だよ。比企谷君自身を労わって」

「俺ほど自分に優しくて甘いやつは……はい、すみません」

「雪ノ下さんも由比ヶ浜さんも比企谷君のいいところいっぱい知ってる。私はそれがちょっと羨ましかった」
以下略



69:1[saga]
2015/04/09(木) 00:19:17.65 ID:Dt7P+Nc4o
今の状況を整理する。

俺が抱きしめているのは、めぐり先輩だ。

今俺はめぐり先輩に告白的な何かをされたらしい。
以下略



70:1[saga]
2015/04/09(木) 00:19:48.14 ID:Dt7P+Nc4o
「ねぇ、一つ聞いて良い?」

「何でしょうか」

「最初のデートの時、私の下着何色だった?」
以下略



71:1[saga]
2015/04/09(木) 00:24:02.88 ID:Dt7P+Nc4o
はい、めぐりんでした。

書き終わってから八幡がめぐりんのことなんて呼んでいたのか思い出せず、適当に書きました。ごめんなさい。


以下略



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