過去ログ - クルーテオjr「スレイン卿www今どんな気持ちかなwwww」
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5:名無しNIPPER[saga]
2015/04/05(日) 23:41:55.89 ID:aU+fHQfN0
韻子「これ画面が光ってるって成功したってこと!」

スレイン「やったぞ、伊奈帆!」

伊奈帆「すぐに、クランカインに知らせよう!」


腕を組む間もあらばこそ、二人はjrに報告した。


ユキ姉「やったねナオくん! スレインもお疲れ様…」


スレインは頭を丁寧に下げ、答えた。


スレイン「界塚さん、お世話になりました。収容所に戻ってからもご恩は忘れません」


悲壮な表情に界塚ユキは掛ける言葉が見つからない。替わりに弟が声を掛ける。


伊奈帆「逃げるのか。君は出られたのなら人生を全うすべきだ」

スレイン「僕のこれからの人生に意味などあってはならない。
     それが、そうやって生ききることが、それで初めて僕は……」


スレインの背負う罪の重さに、今やそのもっとも心中を推し量ることのできる友でさえ。
いや、友になれたからこそ。

……場に漂う重い沈黙を再び破ったのはスレインのほうであった。


スレイン「君こそ、寿命を削ったんじゃないのか。あのアナリティカルエンジンとかいう代物を
     わざわざまたこのために頼んで……」

伊奈帆「納期が短いから必要だった、それだけさ。今度こそ本当にもう要らない」


とりなす言葉も互いに多くは必要としなかった。ただ、


スレイン「君の友達のこと」

韻子「オコジョ…のこと?」

伊奈帆「……」

スレイン「本当にすまなかった。殺したくなかった」


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