過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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177: ◆yiZ/LqHGdM[sage saga]
2015/05/09(土) 19:08:20.94 ID:A4OvEbed0
 北部モンスター軍後方

上条「あれか? あの宝箱に足生えたみたいなやつ」

小鷹「ザ・ミミック・オブ・ギミック。フィールド級ボスの一体だな」

比企谷「索敵スキルか?」

小鷹「ああ。でも相当スキル上げしてないと強い敵は情報が出ない。ま、俺もそこそこは上げてるしな」

比企谷(自慢ですか。そうですか)

上条「どうする? しかけるか?」

小鷹「あの足を集中攻撃だ。宝箱の部分は多分防御力が高い」

比企谷「そんなこともわかるのか」

小鷹「いや、ただのカンだ」

比企谷「さいですか……」

上条「それしかあてがないんだしいいだろ。それにぐずぐずしてると防衛線が突破されちまう」

比企谷「防衛戦が突破される前提なのか」

上条「経験からきた推測、か? 数で互角、そしたら作戦勝ちできる、なんていうのは甘い考えだ。いつの時代でも武力だけで勝つっていうのはそう珍しくない」

小鷹「だけど今回は相手さんの作戦でも武力でも勝ちみたいだな」

上条・比企谷「?」

 二人の視線の先で小鷹がウィンドウを操作していた。

小鷹「理科とか幸村がメッセを飛ばしてくれててな。さっき気づいてみてみたんだけど、どうもモンスター側は東西南北に分かれていたらしい。東西南にそれぞれ100ずつ。北に200らしい」

上条「数が少なくなってるのは好都合だな。東西南北でフィールド級ボスが1体ずつ。階層級ボスはここよりさらに北にいるってことか?」

比企谷「おい。もう攻撃始めちまうぞ」

小鷹「うまくあいつ一体だけをこっちに誘い込めないか? 取り巻きがいるときつい」

比企谷「やるだけやってみるが期待はするなよ」

 そういって比企谷は腰のポーチについている携帯用の小型アイスピックを一本抜きとる。

 指に挟んで飛ばせるタイプの針の湯に細長いアイスピックだがこれでも小型のモンスターには結構なダメージを与えることができる。

比企谷「ふっ―――ッ!!」

 比企谷はひじを曲げて振りかぶる姿勢をとると投擲スキルを発動させ音速にも迫る勢いで小さな針を投げる。

 グギャァァァァァァァ

 幸いなことにか比較的防御力の低い足に当たってくれたためすごい勢いでこちらに走ってきてくれた。

 そう。

 他の取り巻きのモンスターを置いて。



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