過去ログ - 比企谷 「やはりとある魔術の友達が少ないソードアートオンラインは間違っている?」
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◆yiZ/LqHGdM
[sage saga]
2015/06/27(土) 10:09:35.07 ID:Mmb7/Azo0
「気づいた?」
女の声がした。
甘く、妖艶で、蜜のような響き。
小鷹は音源の方向、つまり後方を振り返る。
小鷹「……だれだ」
そこに立っていたのは白く薄い布だけを纏った銀髪の少女。
腰まで伸びる銀髪は美しく世界を照らし、透き通るような白い肌は日の光を浴びて光り輝く。
「明確な名など持たないわ。だが、そうね。とりあえずアドミニストレータでどうかしら?」
小鷹「星奈たちになにをした。返答によっては俺はあんたを倒さなきゃならない」
アドミニストレータ「あら。いきなり好戦的ね。SAOの中に長らくいた影響かしら。まあ、別にこれといった手ほどきはしてないわ。ただ、見たままを受け止めなさい」
小鷹「……」
もう一度小鷹は星奈たちに目を向ける。
星奈「おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
夜空「ふんッ!!」
マリア「このッこのッ!!」
小鳩「クックックッ。これで終わりじゃ。汚れた聖職者め!!」
理科「ああ、幸村君。お茶入れてもらってもいいですか?」
幸村「かしこまりました」
楽しそうにはなし、楽しそうに遊ぶ。
たとえ小鷹がいようがいまいが関係はないかのように。
アドミニストレータ「人間とは愚かよね。わざわざ自分と関わる必要のない人間とまで関わり、相手を自分が必要とされているとぬか喜びさせておきながら本当はどうでもいいと切り捨てる。結局、負の感情しか生み出せない」
アドミニストレータ「あなたもこの子たちのことを相当信頼していたみたいだけど、いざとなればこんなもの。あなた一人が人の心に与えた影響はほんの些細なものなの」
いつの間にかアドミニストレータは小鷹の真後ろにいた。
そして、彼に抱き付くようにして、耳元でささやく。
アドミニストレータ「ねえ。本当にこんな世界が必要なの? こんな上っ面しか無い醜く腐りきった世界があなたは本当に必要なの?」
優しく、その銀髪から甘く香りをふりまくように彼女は言った。
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