過去ログ - 海未「・・・穂乃果、一つ聞いていいですか?」
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3:DaCapo.T ◆GtV1IEvDgU[saga]
2015/04/06(月) 22:45:01.70 ID:Wbe+jRb00
海未ちゃんは、隣り合って至近距離で寝ている私に、顔を向い合せて言いました。海未ちゃんと私の顔の間には、拳が二つ分ぐらいしか入らない距離でした。

穂乃果「うん、なんでも聞いて」

できるだけ海未ちゃんが問いやすいように、私はできるだけ優しく海未ちゃんに言います。

海未「穂乃果は・・・・どうして私と付き合ってくれたのですか?」

穂乃果「え?」

どうしたんだろう、急に。ていうか、そんなの一緒にいて落ち着くし、可愛いし、要は一緒にいたいって心から思ってるからに決まってるじゃん――
なぁんて言ったら海未ちゃんは照れちゃうことはわかっています。でも、そう言う以外どうやって伝えればよいか思いつきません。
もし照れを気にする必要がなければ、恋人同士なのだからハグやキス、もっとその先だって表現方法はたくさんあるはず。でも、私はそれができません。
なぜかって、彼女の性格から考え、海未ちゃんが拒否してしまうとおもってるからです。
・・・・いや、私自身は海未ちゃんにハグだってキスだってしたいし、もっと海未ちゃんと距離を縮めたい。でも、海未ちゃんはそういうことが苦手だってわかってる。
わかってるが故に私がそれを望んでも、実際に海未ちゃんにすることができないのです。私はできるだけ・・・いや、絶対に海未ちゃんの嫌がることはしたくないし、
させたくない。だから私はそういう行為をいまだかつて、海未ちゃんにしたことがありません。こんなに考えるほど海未ちゃんを想ってはいます。
しかし海未ちゃんは、質問に対する私の答えを待たずに、言葉を続けました。


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