28: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/09(木) 09:51:04.08 ID:Pr42CGvHO
「さて。あ、そうだ。ちょっとPちゃん時間ある?」
「ええ、大丈夫ですけど」
29: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/09(木) 09:53:36.80 ID:Pr42CGvHO
※ とりあえずここまで ※
ちょっと間が空きますが、お待ちください
続きはのちほど。では ノシ
30:名無しNIPPER[sage]
2015/04/09(木) 10:08:22.34 ID:pdlRIb1fo
おー、この楓さんは自分の中のイメージにもだいぶ近いなぁ
地頭よくて空気が読めて、敢えて空気を読まないで行動する事も出来る、みたいな
ともかく期待乙乙
31: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:24:16.01 ID:PARvOoxZO
投下します
↓ ↓ ↓
32: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:25:32.33 ID:PARvOoxZO
会議室の片隅。俺たち三人はかたまって、いかにも秘密の話をしそうな雰囲気を作っている。
「ま、楓さんもちらりと耳にしたかもしれないし。短くはない付き合いだからねえ」
33: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:27:27.32 ID:PARvOoxZO
件の芸人さんは、それはそれは両手で足りないくらいの前科がある。
そのたびに、あちらのお偉いさんは火消しに廻る。
はっきり言えば、女癖の悪さ。
34: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:28:28.81 ID:PARvOoxZO
「俺もさあ、こうして肩書がついてくるとさ、なかなか好き勝手に言えないことも多くてさ」
ディレクターがぼやく。
そういう『お付き合い』というものは、上に行くほど、古くなるほど、強固で頑固だ。
35: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:29:39.19 ID:PARvOoxZO
「まあ、あちらの部長さんもよく知ってますし、とりあえずしゃんしゃん、で」
ひとりができることなど、限られている。
だからせめて自分とこのアイドルたちには、不安なく楽しく、アイドルやっていてほしいと。そう願う。
36: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:30:38.09 ID:PARvOoxZO
「Pさん?」
37: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:31:44.01 ID:PARvOoxZO
楓さんはそう指摘する。
「ああ、顔に出てましたか。ダメだなあ……」
38: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2015/04/10(金) 17:32:56.17 ID:PARvOoxZO
「……Pさんは」
「はい?」
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