過去ログ - 「伊織のグルメ」
1- 20
7: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:02:56.63 ID:OR5DcELy0

そう、アイドルであるこの私にグルメ番組の話が来たというのだ。
確かにそこらのアイドルよりも舌が肥えている自信はある。
年末の格付け番組でも不正解は出したことが無い程だ。

以下略



8: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:04:43.38 ID:OR5DcELy0

なんとなればもう企画は通っているらしく、来月には撮りが始まるらしい。
あまりいい気分にはなれないがこれも仕事である。
やるとなれば全力で臨みたい。

以下略



9: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:05:47.03 ID:OR5DcELy0

掲示されているメニューには、うどんに欠かせない天ぷらやその他の具材が一切載っていない。
一体どうなっているのか……。

かけうどん、ざるうどん、乗っていて卵や刻みネギだ。
以下略



10: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:07:27.03 ID:OR5DcELy0

最初からこうしていれば良かった。
目の前に店員がいるのだから、システムを聞けばいいのだ。

おばさま「そうなのかい、じゃあおばちゃんが教えてあげるから。ほら、どのうどんにするんだい?」
以下略



11: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:08:19.54 ID:OR5DcELy0

私が注文するとおばさまは茹で上がったうどんをそのままどんぶりに放り込んだ。
冷水で締めないのかと思ったが、そういうものなのだろう。
続いて丼の中に生卵が入れられる。

以下略



12: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:09:10.85 ID:OR5DcELy0

よく見るとうどんを頼む場所の並びに、天ぷら類が置かれていた。
なるほど、最初にうどんを受け取り、好きな天ぷらをその後別個に取って、最後にレジで支払うシステムだったのか。

伊織「ご親切にありがとうございます〜」
以下略



13: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:10:16.38 ID:OR5DcELy0

店員「かきあげ揚げたてでーす、どうぞー」

男性の店員が、今上がったばかりのかき揚げを目の前でトレーに数個置いた。

以下略



14: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:12:57.85 ID:OR5DcELy0

伊織「これでお願いします」

店員「550円お預かりしましたので37円のお返しです」

以下略



15: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:13:44.20 ID:OR5DcELy0



そして時間は冒頭へ――――――。

以下略



16: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/04/07(火) 22:14:52.77 ID:OR5DcELy0

伊織「これ、美味しいのかしら……? あむっ……ん〜〜〜! なかなかいけてるじゃない!」

まるで味の想像がつかなかったのだが、食べてみると意外にもコシのあるうどんに、濃厚な卵と醤油が一体となって広がってくる。
しかし、味としては卵と醤油しかない筈なのだが、その中に昆布出汁のような風味が感じられた。
以下略



28Res/12.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice