過去ログ - 六男「狩人一家」
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23: ◆ACCWlnoMCc[sage saga]
2015/05/10(日) 22:49:10.56 ID:6VjE8sXAO

六男「(……今のは四女の魔法"念話"だ。向こうがチャンネルを合わせてくれれば、こっちからも喋れるんだけど……)」グッ ガション

四女『ちび兄さーん? 聞こえてるでしょー?』ミョンミョン

六男「(聞こえてるよ。返事が出来ないだけ)」グッ ガション

四女『無視しないでよー』ミョンミョン

六男「(繋げよ)」グッ ガション

四女『ねーえーねーえーねえねえねえねえねえねえねえねえ』ミョンミョン

六男「(気が散る)」グッ ガション

六男「(弾丸がズレたらマズいんだけど)」グッ

四女『あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』ミョォォォ

六男「」キーン

ガチッ

六男「あっ……やっちゃった」

六男「ケース(薬莢)が歪んじゃった……」

六男「……」

六男「はあ……」ヨイショ


【地下一階 屋内倉庫】

六男「来たよ」

四女「おっそーい!」

三女「……ああ、六男に話してたんですか。いきなりテレパシーしだすから何かと思いました」

六男「頭が痛い……。明日から使うんだから魔力無駄遣いしちゃ駄目だろ、四女」

四女「ちーび」ベー

六男「じゃあね」クル

三女「いちいち真に受けないで下さい」

六男「(お前が言うか)」

六男「それで、どうして呼んだの」

三女「あれですよ」

六男「木箱だけど」

三女「いつの間にか増えてた山積みの、ね。誰の?」

六男「……僕のだ」

三女「やっぱり……。退かしていいですね? 奥の樽に用があるんです」

六男「それだけ? 勝手に退かせばいいじゃん」

三女「中身は」

六男「銃関係。水銀とかの手入れ用品、爆竹とか癇癪玉とか、液体火薬に固体火薬、薬莢と、ライフルの弾丸とか封魔弾頭とか……」

四女「なんでこっちにあるの?」

六男「多分、昇降機の鎖の調子が悪かったからだと思う。行ってる間に三兄さんに受け取って貰ったんだけど、言い忘れてたからここに置いといたんだ。きっと」

三女「勝手に動かさなくて正解でした」ジト

三女「後はよろしくお願いします、六男」

四女「三ちゃんはー?」

三女「六男がいるから大丈夫でしょう」スタスタ

四女「これ重いー……」ウーン

六男「……僕がやるから、四女はどいてて」




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