6:名無しNIPPER[saga]
2015/04/09(木) 23:36:40.17 ID:npHdN3f/0
「小鳥さん、落ち着きましたか。」
ココアを用意して、小鳥さんに渡す。彼女はおずおずといった風に口元へ運ぶ。
ちょっとだけ口へつけると、テーブルの方へカップをおいて、おれの正面へ向き直った。
彼女の表情は決然とした風であった。
「プロデューサーさん、ですか?」
首をかしげて、答える。
「はい…?」
「本当にですか?」
「そうですよ、鼻血のせいでそうは見えないかもしれませんが」
小鳥さんはおれの両肩に手をそっと置いた。
「私もそう思います。ですが、確かめなければいけません。敵スタンドの可能性がある以上は…」
「てきスタンド?新しいスタンド(光るアレ)ですか?」
「そうです、961プロのスタンドもすべて把握したわけではないので…」
「?どうしてそこで、961プロがでてくるんです?」
小鳥さんは急に息を詰まらせた。
「それは…プロデューサーさんだって…それで」
「おれがなんです?」
なにかかがおかしい。おれの知っている小鳥さんではない。
恐怖と焦りに追い立てられるようにして、催促した。
「プロデューサーさんだって…ころされたじゃないですか…」
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