過去ログ - ヨロイ男「ここが魔物の棲む村か」
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1: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:08:04.58 ID:emZ3lG+M0

「いらっしゃい!」 「ようこそこの村へ!」

ヨロイ男「どうも」

「是非、この村で採れた野菜と、伝来の製法の漬物を」

ヨロイ男「はい」

「証書、本物ですね。村長の所へご案内します」

ヨロイ男「ありがとう」

ノシ……ノシ

「あれが中央から遣わされた査察者か」

「まるで魔物だ……」

「ばか。……あれ鎧らしいぜ。魔物くさいが、鎧といえばそれっぽいだろ?」

「虫みたいな大きい眼をしてるのに?被り物か」

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2: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:09:04.61 ID:emZ3lG+M0
「あの大きな屋敷です。中央から見ればあれでもみすぼらしいのでしょうが、これでも
  カヤブキの屋根は一際良く雨漏りのない―――」

ヨロイ男「ふぅ……ふう」カチャカチャ

以下略



3: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:10:15.99 ID:emZ3lG+M0
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村長「ゴホッ、出迎えも出来ず、ここまで来た無礼をお許しください」

ヨロイ男「いえ、病をおして玄関まで。すいません、この鎧のまま。今脱ぎます。ん”」
以下略



4: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:11:45.95 ID:emZ3lG+M0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

青年「この市場を越えてある、民家の集まりにタワーがあります」

ヨロイ男「ん」ボリボリ
以下略



5: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:13:16.54 ID:emZ3lG+M0
ヨロイ男「あらベッピンさん」

青年(古いな)

女「ありがとうございます!」
以下略



6: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:15:10.66 ID:emZ3lG+M0
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ヨロイ男「あのオンナ、カワイイ顔してあくまだね」

青年「失礼ですね」
以下略



7: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:17:26.59 ID:emZ3lG+M0
ヨロイ男「根本まで変わらず青く光っていますね」

青年「はい。この光が、魔物を遠ざける威力を持っているから」

ヨロイ男「昼は目立たず夜は皆を照らす静かな光。民家の集まりに置くのは合理的ですね」
以下略



8: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:19:43.44 ID:emZ3lG+M0
青年「事象?タワーがあるのにこの村にいるはずのない魔物が棲む話といい、中央は一体何を知っているんですか!」

ヨロイ男「この村が比較的新しい処だからです。村長さん―――あなたの父が親族と老人や今の中年たちと共に始めた村でしたね」

青年「貢ぎ物を捧げて魔導師に協力を仰いで一帯の魔物を全滅させました。
以下略



9: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/04/11(土) 09:22:28.20 ID:emZ3lG+M0
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―――翌日

少女「ハァ……、あ、お姉ちゃん!」

以下略



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