132:名無しNIPPER
2015/04/14(火) 21:50:48.45 ID:Z2iKg4r7O
真姫「…………もしもし?」
『おぉ! 起きてたんだね!』
電話に出ると、その向こうから驚いたような声が聞こえてきた。
うん。
確かに凛の声ね。
真姫「起きてたっていうか、起こされたのよ……」
『?』
真姫「凛に!」
『あー……ゴメンね?』
朝早くに起こされて少しだけ不機嫌なのがわかったのか、凛は謝った。
それで、こんな早くにどうかしたの?
話を進める。
こんな時間に電話してきたんだから、予定あるんでしょうね。
そう思って聞いたのだけど……。
『えーっと……』
真姫「…………」
『…………』
真姫「用事は?」
『……えっと?』
電話の向こうで、凛が首をかしげているのが分かる。
って!
真姫「もしかして、用事もなくかけたわけ?」
『ち、ちがうにゃ!』
えっと、その……。
そんな風に言葉を探す凛。
はぁ、しょうがないわね。
別に今は朝も寒くないことだし……。
真姫「今から会う?」
凛「うんっ!」
――――――
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