過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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246: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/16(木) 23:12:50.44 ID:uh1GYAOp0
P「無くしたんですね」

女P「ええ、ポケットに入れてたみたいですけど……」

俺はすぐに思いついた。

ポケットからこぼれるなんてなかなか無いと思うが、もしあるとすれば千早が倒れたあの時だ。

P「俺、探してきますので女Pさんは千早のことよろしくお願いします」

女P「待って! それなら私も……」

P「ダメだ! これ以上あなたを俺たちの面倒に巻き込むわけにはいかない。それにジュピターはどうするんですか?」

女Pさんは自分の軽率な行動に戸惑い、恨めしそうに俯く。

P「それに千早を任せられるのもあなたしかいない……。申し訳ありませんが任せてもいいでしょうか……?」

俺はお願いする立場にいるんだ。女Pさんに改めて頼む。

女P「……あなたのお役に立てるなら、喜んで引き受けます」

もの悲しそうだが芯の通った声に俺は安心する。

そうして千早がぶつかった場所に走って向かう。

打ち合わせも終わり、もうオンステージ間近だ。

千早はさっきと同じ調子で俯いていて、何度も何度も目をこすっていた。

女P「ダメよ如月さん。そんなにこすっては目が腫れてしまうわ。これを使って軽く拭いて……」

女Pはポケットティッシュを千早に渡した。

千早の鼻をすする音に周りのアイドル達が心配して見守る。



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