過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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297: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/18(土) 19:14:33.51 ID:bGfeJTyV0
話をしていたのだが、時間もそこそこ経ってきた。

P「じゃあ帰るよ。今日はいろいろありがとね」

ひかり「いえ、こちらこそ。私も帰りますね」

P「あ、なら送っていこうか? 俺、今日車だし、さっき新幹Pさんも帰っちゃったでしょ?」

ひかり「え、プロデューサー帰ったんですか?」

P「うん、さっき出ていくの見えたし、メールも届いてる。嫌じゃなかったらひかりちゃんのこと送ってくれって。……嫌?」

ひかり「ま、まさかそんなことはありえませんっ!!」

P「そ、そうなの? あ、ありがとね……?」

ひかりちゃんはハッとして心を落ち着かせた。

そうして事務所を出る。

俺は助手席に彼女を案内してドアを閉める。

ひかり「手、怪我してますけど大丈夫ですか?」

P「ああ、大丈夫。任せてくれ」

ここで不安を煽っていはいけない。

特に何事もなく車を出した。

車の中ではアイドルのこと、最近引っ越したことなどいろいろ話してひかりちゃんを家まで送った。

ひかり「今日はありがとうございます。わざわざ来ていただいて……」

P「ううん。俺もいいもの見せてもらったし楽しかったよ」

ひかり「私もです」

P「それじゃあ」

ひかり「お疲れ様です」

P「お疲れ様」

少し窓を閉めるのをためらったが、オートで一気に閉める。

車内から手を振って車を発進させる。

ひかりちゃんも手を振って応えてくれた。

俺が左折する瞬間ミラー越しに彼女を見る。

彼女はまだ手を振ってくれていた。

俺はなんだか嬉しかった。



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