過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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318: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/18(土) 20:03:05.33 ID:bGfeJTyV0
我那覇は泣きそうな顔をして俯いている。

涙をこらえるのに必死なのか肩を震わせる。

一方で四条はあまり大きな変化を見せない中で、ただ表情だけが険しいものに変化していた。

しかし四条にとっては、これでも大きな変化に違いなかった。

P「今日はもういい……。あとは気持ちの問題だからな。続ける気があるなら明日も来い。ちょうどいい仕事があるんだ」

響「……仕事、できるんですか?」

P「今までやったことないんだろ?」

響「そうですけど……」

P「何事も経験だ。ああ、辞めるときも一言連絡入れてくれよ?」

二人は黙ったままだ。

俺の予想が正しければ沈黙は問いに対する了承、そして拒否。

二人の目はまっすぐ俺を捉えていたからだ。

P「じゃあ直帰でいいぞ。明日からはレッスン続きになるだろうけど、我那覇は学生生活にも支障が出ないようにな」

響「……はい」

俺はお疲れ様と言ってその場を後にする。

返事も無く、お辞儀だけした彼女たちは相当参ってるようだ。



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