過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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328: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/18(土) 20:12:56.32 ID:bGfeJTyV0
P「まあ俺の言い方も悪かったかもしれないが、はっきり言ってそういう経験がないやつじゃないと、あの会話をそういう意味に捉えることはできない」

つまり……。

P「我那覇のトラウマとやらもわかった。枕をもちかけられたか、枕を強要させられたかのどちらかだろ」

四条は驚きを隠せず、俺を手品師か何かを見るような目で見ていた。

貴音「真、驚きました……。しかし、私はまだあなたのことを信用できません。響がああ言っていたのですから……」

響、ね。一日でそんな仲良くなるとは思ってなかった。

P「信用できないんなら他の子に処女かどうか聞いてみろ」

完璧にセクハラの大問題な発言をした。

P「それでも信用できないんならもう結構だ。お互いの信用が築けないんなら、この仕事はいよいよ終わりだ」

今の四条の言い分でいくと俺たちの無実を証明できる証拠が何一つない。

だから俺はどうしても彼女たちに納得してもらわなきゃいけない。

P「いいか四条?」

貴音「……」

P「我那覇もお前もそれは早とちりってやつだ。そういうのは持ちかけられてから言え」

貴音「それでは遅いのでは?」

P「企業はそう言うのは基本的に強要しない。そうしてしまったら強姦と変わらないからな。証拠を手に、訴訟を起こせば企業は勝てない」

四条はふむ、と考えるような仕草をする。

P「まあこんなしょうもない話はどうでもいい」

貴音「どうでもいいなんてことは……!」

P「うるさいな。それよりも大きな仕事が待ってんだ。やるかやらないかは我那覇と四条次第だ」

四条もようやく、というかほぼ最初から俺の言葉に揺らいでいたのだが、決心したようだ。

貴音「行きます」

P「ああ、友達なんだろ?」

貴音「ええ、間違いを正すのも友の役目です」

事務所で我那覇の履歴書を確認し、俺たちは我那覇の家に向かう。



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