過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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409: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/19(日) 11:10:42.93 ID:Uu68IzgT0
さて、駅前まで着いたのだが、あずさといえばまだ寝ぼけているのか、あっちへふらふら、こっちへふらふら……。

P「こらこら、どっちに行くんだ?」

あずさ「プロデューサーさん。私、こっちが近道だと思うんです」

P「そんなわけないだろ。この道まっすぐ行けば着くんだから、最短ルートはこっちだ」

あずさ「えー? でも……」

P「でもじゃなくて……。行くよ!」

そっち行ったらどこへ行くのか。

明らかに駅の方とは別方向なのだが……なるほど、彼女がすぐ迷子になるわけだ。

それにその根拠のない自信は一体どこから出てくるのか……。

それでも渋るあずさの手を強引に引いていくと、それっきりおとなしくなる。

あずさ「プロデューサーさん」

P「どうした?」

あずさ「私たち、傍から見たらカップルに見えると思います?」

あずさの方を見る。

言ってみて恥ずかしくなったのか、視線は正面、ちょっと斜め下向きだ。

そんなこと言うのも珍しい、と思っていたが俺もやや緊張してくる。

P「ま、まあ見えないこともないんじゃないか?」

ひねくれ特有の二重否定で肯定してみる。



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