過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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7: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:01:43.67 ID:bOdoSl9s0
伊織「そうよ亜美、真美、あなたたちの兄じゃないでしょ! 私のお兄様なんだから!」

P「お前もプロデューサーと呼びなさい」

伊織「嫌よ。お兄様って昔からそういうところは堅苦しかった気がするわ」
以下略



8: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:02:11.46 ID:bOdoSl9s0
伊織「私もお兄様の方でいいかしら、やよいも一緒に乗りましょ?」

伊織は高槻を誘って俺の運転する車に乗る。

やよい「うん! 伊織ちゃんも良かったね!」
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9: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:02:39.07 ID:bOdoSl9s0
P「というか萩原、そうなのか?」

雪歩「ひぅっ! はいぃ、実はそうなんですぅ……」

P「おいおい。それなら先に言ってもらわないと困る。ていうかそんなんでアイドルできんのか?」
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10: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:03:38.14 ID:bOdoSl9s0
興味があるものには近寄り、いろんな機材をいじりいじり。

スタジオ内を駆け回り、あの人この人にいたずらをしかける。

P「おいこら、双子、ちょっと来い!」
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11: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:04:07.28 ID:bOdoSl9s0
子供だがプロとして働く以上は社会人でもある。というのが勝手ながら俺の意見。

自分で決めた道と言っても年相応の覚悟しかないだろうし、認識も甘い。

だが彼女たちはそれでも、大人の世界に片足どころか全身を突っ込んで歩んでいかなければいけないのだ。
以下略



12: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:04:34.41 ID:bOdoSl9s0
P「おーい、高槻」

やよい「はわっ! な、何でしょうかプロデューサー!?」

P「いや、大丈夫かなって思ってな。やっぱ緊張してるか?」
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13: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:05:23.89 ID:bOdoSl9s0
P「見てたか高槻?」

隣の高槻に視線をやると彼女は目を丸くして三浦を見ていた。しばらくして驚きの表情のままこちらに振り返る。

P「三浦も緊張してたってことだ。人は見かけじゃわかんねーよな。ほら見てみろ、さっきよりいい表情になってないか?」
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14: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:05:55.90 ID:bOdoSl9s0
P「心当たりがないってことは大丈夫だ。それより撮影の方は大丈夫か?」

雪歩「あの、カメラマンの方が……」

P「男性だから怖いですってところか」
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15: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:06:32.50 ID:bOdoSl9s0
P「はい。握ってみて」

おそるおそると、萩原は両手で俺の右手を優しく丁寧に握った。

P「怖いか?」
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16: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:07:21.57 ID:bOdoSl9s0
何も問題なく進んでいると思われた宣材写真の撮影だったが……。

……なんだありゃ。

完全にノーマークだったのが秋月と如月だった。
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17: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:07:52.05 ID:bOdoSl9s0
P「とにかく笑え、秋月」

秋月は意外に素直で、笑顔を作ろうとしていたがやはり怖い顔になってしまった。

それを見た如月はいい笑顔になっていた。如月、合格。
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