24:名無しNIPPER[saga]
2015/04/12(日) 21:58:13.86 ID:HxMRahMLo
「……高垣さん」
「はい」
「本当に、何も無かったんですよね?」
「ええ」
「洒落がどうとかいうのも捌けた覚えが無いんですが……」
冗談は好きだが、それほど頭は回る訳でもない。
あの時は酒が入って目は回っていたかもしれないが。
「まぁ、その話はもういいじゃありま…………あっ」
「どうかしましたか?」
途中で言葉を切って、何か思い付いたように高垣さんが手を打つ。
「ふふっ……夕べの事はですね」
とびきり素敵な笑顔を浮かべる高垣さんは。
純真無垢な子供のような。
茶目っ気たっぷりの悪戯っ子のような。
いや、やっぱり。
女神と言っても差し支え無いだろうと、そう思った。
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