過去ログ - 高垣楓「一線を越えて」
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23:名無しNIPPER[saga]
2015/04/12(日) 21:48:29.14 ID:HxMRahMLo

 「こちらの高垣さんはですね、アイドルに興味があるらしく」

 「……ほう」

ちひろさんが高垣さんを値踏みするような目付きで見つめる。
彼女の場合、実際に値踏みしている可能性が高い。

 「……まぁ、いいでしょう。では高垣さんには後ほど事務所をご案内しますね」

 「よろしくお願いします」

 「あと、プロデューサーさんは早くお酒を抜いて来てください」

そう言い残して、ちひろさんが何処かへと出て行った。
1階へ書類を取りにでも行ったんだろうか。

 「何だか、すんなりアイドルをやらせてもらえそうですね」

 「まぁ、高垣さん美人ですし」

 「ふふ。ありがとうございます」

そう言って微笑む高垣さんは、控えめに言っても美人……天使……女神は言い過ぎか?
改めてよくよく見れば、凄まじいまでの美人さんだった。


あ、マズい。惚れそう。


 「アイドル……プロデューサー……アイドル……プロデューサー…………」

 「あの、大丈夫ですか?」

 「全然全く無問題です!」

いつの間にか目の前に高垣さんの顔があって、思わず飛び退く。
いきなり動いたのと大声を出したのとで、二日酔いの頭が激しく痛んだ。


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