過去ログ - 岡崎泰葉「私は、アイドル」
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24: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:38:16.27 ID:dpPJnMuC0

「君は、『アイドル』について、どう思う?」

 その瞬間、私は固まった。

以下略



25: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:39:47.23 ID:dpPJnMuC0

「……君は、違うのか?」

 彼は言う。

以下略



26: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:41:10.37 ID:dpPJnMuC0


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以下略



27: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:42:05.22 ID:dpPJnMuC0


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以下略



28: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:42:50.88 ID:dpPJnMuC0

「泰葉ちゃん、あなたはアイドルについて、どう思う?」

 そう言われた瞬間、私は声を失ってしまった。先日、プロデューサーにも聞かれたことだったからだ。

以下略



29: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:44:09.59 ID:dpPJnMuC0

 私の動揺が収まるより前に彼女は続ける。

「ねぇ、泰葉ちゃん。『アイドル』に、興味はない?」

以下略



30: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:45:02.09 ID:dpPJnMuC0


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31: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:45:53.76 ID:dpPJnMuC0

 ……だから、私はその通りにする。

 マネージャーさんの言うことに、従うことにする。
 マネージャーさんの言うことに従って、これからは、大人の言うことをただ聞くだけはやめよう。
以下略



32: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:48:29.32 ID:dpPJnMuC0


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以下略



33: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:49:30.25 ID:dpPJnMuC0

「どうして、私を……」

「どうして? そんなの、わざわざ言うまでもないことだと思うけどな。モデルとして、子役として、既に十分な地位を築いている君だけれど、今は『アイドル』の時代だ。君ほどの素質を持つ人材をスカウトしたいと思わないわけもないだろう」

以下略



34: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:50:52.93 ID:dpPJnMuC0

「その理由を聞いてみると、『彼女のことを考えて』という答えが返ってきた。俺は意味がわからなかった。でも、君を実際に見る機会があって……そんな機会が何度かあって、ようやくわかった。……岡崎泰葉さん。君は、今の仕事に、疲れてきている」

「……はい」

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