過去ログ - 岡崎泰葉「私は、アイドル」
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4: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:06:22.53 ID:dpPJnMuC0

 今ならわかる。あの時の私は、まさしく『理想的』だった、って。『大人が望む子ども』の、そのままの姿だった、って。

 芸能界において、『子ども』の存在は貴重だ。芸能界という世界では、いつも『子ども』が不足している。いつでも『子ども』を求めている。

 それはもちろん、視聴者が『子ども』を求めているからだ。

 基本的に、人は『子ども』のことが好きだ。
 純粋で、愛らしく、ちょっとだけ生意気な。
 そんな『子どもらしい子ども』を求めている。

 この世界に入った頃の私は、まさしく『それ』だった。

 その結果、私は売れた。最初はモデルだったけれど、事務所の方針で、子役もやった。バラエティ番組や教育番組にも出たけれど、この『子役をやった』というのが、私がこうなってしまった原因だった。

 幸か不幸か、どちらかはわからないけれど、私には役者の才能があった。演技の才能があった。それが拍車をかけて、私はさらに有名になって、人気が出て、TVにひっぱりだこの存在になった。



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