過去ログ - 岡崎泰葉「私は、アイドル」
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52: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 17:51:26.85 ID:dpPJnMuC0

「……なんだ?」

「どうして、教えたの?」

「……ちょっと、聞かれて」

「聞かれて? いったい、何を? 私との初対面の時の話?」

「いや、違う」

「じゃあ、何を――」

 と凛ちゃんが話しているその時、

『ふーん、あんたが私のプロデューサー? ……まあ、悪くないかな。私は渋谷凛。今日からよろしくね』

 という凛ちゃんの声が、未央ちゃんの携帯から聞こえた。

「……え?」

 凛ちゃんは意味がわからないといった様子で未央ちゃんの方を見る。未央ちゃんは素知らぬ顔で携帯から顔を上げ、

「あ、ごめんごめん。……続けて、どうぞ」

「続けられるわけないでしょ!」

 凛ちゃんが顔を真っ赤にして叫ぶ。そんな凛ちゃんを「まあまあ」と卯月さんが微笑み宥めている。……凛ちゃん、クールな子だと思っていたけれど、こんなところもあるんだ。



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