過去ログ - 恭子「宮永を監禁してもうた……」
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2015/04/29(水) 20:48:04.72 ID:/6qSRr7s0
 恭子「買い物に行くだけや。すぐ戻るで」 
  
 小さく答えた恭子に、咲は小さく頷く。 
 そして再びベッドに横になった。 
  
 咲(すぐに戻ってくるなら、平気だよね……) 
  
 先ほどのように苦しい思いはしたくない。 
 暑さと喉の渇きに気を失いそうになるなど生まれてはじめての経験だった。 
  
 静かに扉を閉め、恭子は出ていった。 
  
 室内に再び静けさが広がっていく。 
 時計の音が段々と耳につき始めた。 
  
 咲(なんで……こんな事になったんだろう) 
  
 枕に額を打ちつけため息をはく。 
 あの日、誘われるまま恭子の家について行かなければ。 
  
 今さら後悔しても無駄とは分かっている。 
 咲はもう一度ため息をはくと、諦めたように目を閉じた。 
  
  
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