過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
1- 20
57:1[saga]
2015/04/17(金) 13:41:45.65 ID:s/1pW2mHo
昨日のやり直しをするには色々と準備がいる。まずは計画と認識を合わせからだ。

「一応俺なりに考えてみた。だからあとは実行に移せるようフォローしてほしい」

「依頼の内容を伺うわ」
以下略



58:1[saga]
2015/04/17(金) 13:42:15.19 ID:s/1pW2mHo
「あぁ、俺の聞いた話と告白された内容から一色が知ってる可能性が高い」

すると由比ヶ浜が申し訳なさそうに右手を上げる。

「その、ヒッキーに質問なんだけど」
以下略



59:1[saga]
2015/04/17(金) 13:42:44.08 ID:s/1pW2mHo
「雪ノ下、お前はどうなんだ」

「必要の有無を聞かれたら勿論ノーと答えるのだけれど。やはりあなたに告げられた言葉を私達が簡単に聞いていいものでは無いのは間違いないわ。でも依頼者も我々にお願いする以上ラポールを築く為に情報の共有や確認したいこともあるので無理強いをするつもりは無いのだけれど私達も準備する上で出来れば事前に聞いておく必要はあると思うわ。一色さんが知っているという理由が告白の中にあると言うあなたの発言も気になるから」

人の告白なんて興味があっても聞いちゃいけないのがマナーだよね。コイツら俺のプライバシーに対して遠慮無さ過ぎでしょ。
以下略



60:1[saga]
2015/04/17(金) 13:43:21.82 ID:s/1pW2mHo
「おい、これプライベートだろ。黙秘させろ」

「ここまで聞いたら全部聞かないと納得できないよ!」

「大丈夫よ比企谷君。悪いようにはしないから」
以下略



61:1[saga]
2015/04/17(金) 13:43:58.16 ID:s/1pW2mHo
「でも、ヒッキーの事ちゃんと見てわかってくれてるんだね……。なんか嬉しいような、複雑な気分」

なんか微妙な空気が。ほら、ちょっと女子、もっと盛り上げなさいよ!

雪ノ下も由比ヶ浜も取り扱いが難しすぎて爆弾処理してる気分になってきた。ギャルゲーはデートに誘えば爆弾処理出来たな。
以下略



62:1[saga]
2015/04/17(金) 13:44:42.63 ID:s/1pW2mHo
俺は生徒会室へ向かった。基本的にサッカー部かこっちのどちらかだろう。外で話すには人目が憚るので、個室であるこっちにいてほしい。

少し気になる事の確認もしなきゃならんしな。

生徒会室の前に立ちノックをする。中から一色の声がした。どうやら正解だったらしい。失礼しますと応えると静かにドアを開く。
以下略



63:1[saga]
2015/04/17(金) 13:45:17.85 ID:s/1pW2mHo
そのままの生徒会長の椅子から立ち上がりお茶を淹れ始める。手付きは慣れたものだ意外と絵になるのが若干腹立たしい。一色の他には副会長と書記と思われる二人が黙々と仕事の最中か。

「お茶です。どうぞ」

「あと、出来れば二人には少しの間席を外して欲しい」
以下略



64:1[saga]
2015/04/17(金) 13:45:47.03 ID:s/1pW2mHo
「本題なんだが」

俺は次の2点を問いただした。

一つ、羽黒似の彼女を知っているか。
以下略



65:1[saga]
2015/04/17(金) 13:46:17.99 ID:s/1pW2mHo
探偵みたいな言い回しだな。目の前の一色も可笑しかったのか控えめな笑い声が聞こえる。

「先輩、ぼっちって言うのに情報収集すごいですね」

全くだ。本来の功績は材木座だが、代表して俺が受け取ることにする。
以下略



66:1[saga]
2015/04/17(金) 13:47:21.51 ID:s/1pW2mHo
「そこまで聞ければ十分だ。わりぃな邪魔して」

振り返って部屋から出ようとしたが、不意に引っ張られる感覚が。振り向くと一色がジャケットの裾を掴んでいる。

「どうした、なんか用か。俺はこの後やることがあるんだが」
以下略



225Res/138.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice