過去ログ - 八幡「メガネにするか、コンタクトにするか」
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2015/04/17(金) 13:43:58.16 ID:s/1pW2mHo
「でも、ヒッキーの事ちゃんと見てわかってくれてるんだね……。なんか嬉しいような、複雑な気分」
なんか微妙な空気が。ほら、ちょっと女子、もっと盛り上げなさいよ!
雪ノ下も由比ヶ浜も取り扱いが難しすぎて爆弾処理してる気分になってきた。ギャルゲーはデートに誘えば爆弾処理出来たな。
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2015/04/17(金) 13:44:42.63 ID:s/1pW2mHo
俺は生徒会室へ向かった。基本的にサッカー部かこっちのどちらかだろう。外で話すには人目が憚るので、個室であるこっちにいてほしい。
少し気になる事の確認もしなきゃならんしな。
生徒会室の前に立ちノックをする。中から一色の声がした。どうやら正解だったらしい。失礼しますと応えると静かにドアを開く。
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2015/04/17(金) 13:45:17.85 ID:s/1pW2mHo
そのままの生徒会長の椅子から立ち上がりお茶を淹れ始める。手付きは慣れたものだ意外と絵になるのが若干腹立たしい。一色の他には副会長と書記と思われる二人が黙々と仕事の最中か。
「お茶です。どうぞ」
「あと、出来れば二人には少しの間席を外して欲しい」
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2015/04/17(金) 13:45:47.03 ID:s/1pW2mHo
「本題なんだが」
俺は次の2点を問いただした。
一つ、羽黒似の彼女を知っているか。
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2015/04/17(金) 13:46:17.99 ID:s/1pW2mHo
探偵みたいな言い回しだな。目の前の一色も可笑しかったのか控えめな笑い声が聞こえる。
「先輩、ぼっちって言うのに情報収集すごいですね」
全くだ。本来の功績は材木座だが、代表して俺が受け取ることにする。
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2015/04/17(金) 13:47:21.51 ID:s/1pW2mHo
「そこまで聞ければ十分だ。わりぃな邪魔して」
振り返って部屋から出ようとしたが、不意に引っ張られる感覚が。振り向くと一色がジャケットの裾を掴んでいる。
「どうした、なんか用か。俺はこの後やることがあるんだが」
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2015/04/17(金) 13:47:50.06 ID:s/1pW2mHo
「お前は悪くない。それで終わりだ」
「先輩、少しは慰めて下さいよ。私泣いちゃいますよ」
「誰だって失敗するだろ、俺もお前も。彼女が行動したのは彼女自身の事でお前に非はない。結果は本人が受け止めればいい。眼鏡を掛け始めた俺がそもそもの発端だ。お前はキッカケを作っただけで責任を感じる必要はない。それでも自分に折り合いがつかないなら、そんときゃ話くらいは聞いてやるよ」
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2015/04/17(金) 13:48:28.33 ID:s/1pW2mHo
「わかりました、先輩がそう言うなら私の好きなようにします」
そうしてくれ。俺が困りさえしなければそれはお前の自由だ。
「でも、ちょっとかっこつけすぎじゃないですか。葉山先輩でもそんなの言いませんでしたよ」
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2015/04/17(金) 13:48:54.58 ID:s/1pW2mHo
奉仕部に戻ると、生徒会室のやり取りの一部を話す。
雪ノ下は少し無責任な後輩の言動に苛立ちを覚えたようだが、当事者の俺が望まないことがわかると矛を収めてくれた。
「あとは早い方がいいが、いつ話をする機会を作るかだな」
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2015/04/17(金) 13:49:23.50 ID:s/1pW2mHo
「まだ私達の話が終わってないわ」
「悪い、そっちはどうだ」
「わかったことは部活動をしているという事ね」
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