過去ログ - リヴァイ×ペトラ「二千年前の俺と私へ」
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172:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/04/27(月) 23:10:31.98 ID:1pfbU9k+o


リヴァイ「暴力があるのが当たり前の世界だった。心も相当荒んでいたと思う。ただ、両親のことは知りたかったから、手荒な手を使って調べ出した。

俺の両親は、そいつらに殺されていた。身内だか抗争だかまではわからなかったし、どっちでもよかった。誰が主犯だとか、実際に手を下したのは誰だとか、

そんな事はもうどうでも良かった。ただ、その世界に留まることだけは絶対に我慢出来ないと、抜け出した」


リヴァイ「しばらくは追われたが死ぬ気で返り討ちにした。死んだ方がマシだった。それでも死ねなくて、死んだ方がマシだと思う方法で自力で金を稼いで、

人を利用して。世話してくれる奴にたまたま出会って、一人で暮らしていけるようになって、高校にもちゃんと通った。せめて、それだけは普通でいたかった」


リヴァイ「高校に入ってからも、いつも一人で、学校に通う以外は金を稼ぐか、家で本を読むか、PCと向き合っているか。

そこで趣味ができたことには救われたし、今の自分にもつながっているわけだが。

そんな俺にも友人ができた。ファーランとイザベル。一人暮らしの俺の部屋がいつも溜まり場になっていって、

兄弟ってやつがいたならこんなもんなんだろうかと、アイツらと過ごした事で、家族ってもんに少し触れられた気がした」


リヴァイ「高校出てからは、迷ったが大学ではなく専門学校に通って、その時は今の俺になるのが夢ってやつだった。

無事叶えて、表の世界で成功して生きてくことが、自分の生い立ちに対する復讐だった」


リヴァイ「表の世界と言えるかはギリギリのラインだけどな」



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