過去ログ - 真姫「西木野☆星空シアター!3本目!」凛「まだまだ終わらない!!」
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888:Muse ◆Qe7X7xrNvI[sage saga]
2015/06/17(水) 03:12:24.20 ID:7fLAX2l+o
レベッカバイオラボラトリー 通気口ダクト内


ゴソゴソ…

凛「わっせ、わっせ…」

凛「…ふぅ。ホント、身体ギリギリだから…進むのにも一苦労にゃ」

『やっぱり私だったら途中で腰がつっかえてたかもしれないわね』

凛「…っていうか、ガジェットで来られるなら潜入はそれでよかったんじゃないの?」

『…それは、まぁ、人間の手でないといけないところもあるかも知れないじゃない?』

凛「…はぁ。もうここまで来たなら考えるのはナシにゃ。っと…お、ここから下の様子が見られるね」

凛「どれどれ…?」



「…1267番の様子はどうだ?」

「ダメだ。すっかり怯えてしまっている。ある意味では珍しい個体だが…」

「一度感情を持つとチップでの制御にも不具合が生じやすいからな。仕方ない、処分か」

「もったいないな。持って帰ってペットにでもしてやりたいところだけど」

「バカを言うな。このことが外部に漏れたら俺たちの命はないんだぞ」

「へいへいわかってるって冗談だよ。ちゃんとカギもかけたし漏れることなんて…」



『…今の話聞いた?』

凛「ダダ漏れだったね…。人の口に戸は立てられないのだにゃ」

『感情だのチップで制御だの、明らかに家畜の言い様ではなかったわ』

『まず間違いなく、ヒトクローンの話でしょう。あの研究員がその部屋に入るためのカギを持っているはず…』

凛「…そっか。鍵がかかってるんだよね…。どうしよう…」

『あの研究員から手に入れるしかない…。凛、そこから降りられる?』

凛「え、まぁ…降りられるかもしれないけど…ま、まさか…」

『…強奪よ』

凛「そ、そうなるのかぁ…」




レベッカバイオラボラトリー内


研究員B「…どうやら今は科学省の調査員だかが来てるらしいからな。油断はするなよ」

研究員C「わかってるって。そんなヘマは…」


ガタンッ!!


シュタッ


研究員B「っ…!?な、なんっ…」

凛「せいっ!!」ズゴォッ!!

研究員B「ぐぶふっ…!?うっ…」

研究員C「なっ…!」

『動くな。動けば…体中から血を吹いて死ぬことになるわ』シャキンッ

研究員C「う、う…!」

凛「あの、お願いします。あなたがさっき入っていた部屋に入りたくて…」

凛「だから協力を…」


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