過去ログ - やはりわたしの青春ラブコメはまちがっている。
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◆hFO8AUe7/Y
[saga]
2015/04/23(木) 19:22:11.31 ID:+4eN97YB0
「先輩サイテーです……」
コートをきゅっと掴み、俯く。
本当に重いかと思った……この人そういうこと平気で言いそうだから冗談に聞こえないんだよなぁ。
「あー……なに、悪かった」
そろそろと目をやると、バツの悪そうな顔をしてがしがしと頭を掻く先輩。
ちょっとは反省したらしい。
「次はありませんよー?」
「はいはい……」
渋々頷きを返した先輩に改めて笑顔を向け、それではどうしましょーかと意見を求める。
「帰る」
即答だった。
ふざけたことを抜かす先輩に詰め寄り、にっこりと微笑む。
「それではどうしましょーか?」
「ぐっ……はぁあ。お前が決めろ……」
項垂れる先輩。
諦めるのはいいですけど、投げやりになられるのはつまらない。
「それではどうしましょーか? わたしお腹が空いてきましたよ?」
少しヒントを出すと、だからなにっくらいの反応をされたので、「あー、さっきの傷ついたなー」と、先輩を睨む。
「あー、はいはい。どこ行く? ラーメン?」
「は?」
「なんで不満げなんだよ……この前おいしいって言ってただろお前……」
いや、言いましたけど……。
「えっと、先週もわたし、『は?』って返したと思うんですけど、そこのところどう思います? ちなみにこのセリフも二回目なんですけどね」
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