過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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93: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:07:22.92 ID:xMzTVhm+o
「あのう、じゃあ加賀さんにお手本を見せて貰うってことでどうかな?」

仕方なく僕が妥協案を提出する。
歳上同士の言い争いなんてどう収めていいか分からないし。

以下略



94: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:08:30.35 ID:xMzTVhm+o
提案した僕に、加賀さんが無表情な視線を浴びせながら言う。


「それもそうね、五航戦に任せないで最初から私がやれば良かったわ」
「ぐぬぬぬぬぬぬ!」
以下略



95: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:09:43.24 ID:xMzTVhm+o
「見ておくことね。これが私たち空母の戦い方よ」


いつの間にか加賀さんの手には弓が握られている。
無駄のない洗練された動きで流れるように矢を番え、大空へ。
以下略



96: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:10:59.32 ID:xMzTVhm+o
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」

誰も、何も話さない。
以下略



97: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:12:06.31 ID:xMzTVhm+o
「ちょっと、加賀さんだってミスってるじゃないの!」

まあ、そうなるよなあ・・・あれだけ言われた後だもん。


以下略



98: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:13:00.01 ID:xMzTVhm+o
「ちょっと、二人共いいかげんに―――」

「アンタはどっちの味方なのよ!?」
「提督は私と瑞鶴の違い、お分かりになるでしょう?」

以下略



99: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:14:36.94 ID:xMzTVhm+o
「あ、いやでも・・・二人共爆発しなかったから的を壊していない点では違いはないと言うのも無きにしも非ずでしてねうん」

「ほら見なさい、同じようなモンよ!」
「・・・頭に来ました」

以下略



100: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:19:26.60 ID:xMzTVhm+o
「(翔鶴さん・・・翔鶴さん助けて)」

一番まともそうな人に視線を送って助けを求めてみると。

「(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)」
以下略



101: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:20:29.16 ID:xMzTVhm+o
ズガン!
そんな僕の迷いを打ち消すような地を揺らす衝撃が、唐突に駆け巡る。


「え、何!?」
以下略



102: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 21:21:24.93 ID:xMzTVhm+o
「流石・・・鎮守府ナンバーワンの実力者ですね」

さっきまで縮こまっていた翔鶴さんが何事もなく僕の隣に来ている。


以下略



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