過去ログ - ことり「白昼夢の誘い」【ラブライブ!】
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42: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:52:12.30 ID:eCj7bRneo
そんなことを思い出しながらホールの席を探し回って右往左往。

お母さんが通路側、私がその右隣。


43: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:53:18.87 ID:eCj7bRneo
私の左隣には

綺麗な金色の髪を緑のリボンで結ったポニーテールの碧眼の女の人が先に座っていました。

軽く目が合い、会釈をします。


44: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:54:11.41 ID:eCj7bRneo
日本なら

『お隣、失礼します』

なんて言えるんだけど、ここは日本から遠く遠く離れたロシア。
以下略



45: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:55:07.17 ID:eCj7bRneo
入場した時に折角だからって言って

貰ったパンフレットに軽く眼を通してみます。

水色の門をイメージにした両開きの素敵な表紙。誘われるように門を開けばそこには…。
以下略



46: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:56:15.59 ID:eCj7bRneo
数枚のきらびやかな写真に眼を移し終え

一息ついたその途端――。

私を待っていたかの様にゆっくりと暗転していくホール。
以下略



47: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:56:57.30 ID:eCj7bRneo
やっぱり本場だからなのかな?
私より少し年下位なのにすっごく上手。…だと思います。

詳しいテクニックとかはぜんぜん分からないけど
素人の私にも分かるくらいに感性に呼びかけてくる演技力。


48: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:57:41.71 ID:eCj7bRneo
思わず息を呑んで観賞していると

「…はぁ…」

すぐ近くで私の耳だけに届いた、小さな吐息に混ざった感情。


49: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:58:36.35 ID:eCj7bRneo
横目そーっと、その声をたどってみると

ステージ場のスポットライトの微かに届く光で、シルクのように艶やかで透明に溶けてしまいそうな淡く煌めく金色が私の目に映り…。

私はその瞬間
以下略



50: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 10:59:16.84 ID:eCj7bRneo
その後は、ちょっと遅めのランチを楽しんで、
午後はお洋服屋さん巡り。

夜の7時過ぎにお父さんと合流してそこからディナータイム

以下略



51: ◆YSPF.wzDu7.3[sage]
2015/04/26(日) 11:00:04.71 ID:eCj7bRneo
お母さん達にお酒がはいってたせいか、お話し過ぎたせいか気付けは時間はもう夜の10時前。

「それじゃあ、ことり、おやすみ」

「うん、おやすみなさい、お父さんっ」


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