過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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シンジは俺の嫁
◆tzbka.uV0LH5
[saga]
2015/05/01(金) 23:57:56.36 ID:l7/n6CIq0
その女神とは、寝癖を直し終え洗面所から出てきた綾波レイであった
レイ「 ……お母さん、その辺にしてあげて。そろそろ出ないと遅刻してしまうわ 」
シンジ「 あ、レイ、ちゃんと寝癖は直した? 」
レイ「 ええ。大丈夫だと思う 」
シンジ「 ……髪は良いけど、リボンが緩んでるよ 」
ふふっ、と笑って結んでやるシンジ
さっきまでの剣幕が嘘のように穏やかだ
ミサトは今のうちにと深々頭を下げて言う
ミサト「 シンジ君、それにレイも、本当にごめんなさい!次からはもっとちゃんとするわ。…だからこの通り、赦して? 」
シンジ「 ではもし次同じようなことがあったら……そうですね、罰を用意するとしましょう 」
ミサト「 ばっ、罰ぅ!? 」
彼の顔はマジだ。過ちを繰り返せば本気で罰を下すのだろう
取り敢えず赦してはもらえたようだが、手放しには安心できなかった
流石に痛いのはないと思うが、その分心を責めてくるに違いないからだ
と、その時
ピンポーン
とインターホンが鳴った
シンジが少々キツい眼でミサトを睨みつける
シンジ「 その恰好で出ないでよ、恥ずかしいから 」
ミサト「 あ、はい 」
レイ( ……無様ね )
トウジ・ケンスケ「 おはよぉ、碇君♪ 」
トウジ・ケンスケ「 でわ!ミサトさん、行ってきまぁーす!! 」
呼ばれたミサトはまだ動揺を抑えられず、吃りながら返す
ミサト「 い、いってらっしゃぁ〜い…… 」
感激に涙するバカ二人を押し出して
レイの手を当然のように握ったシンジは苦笑しながら「 行ってきます 」と言った
シンジ( 結局ミサトも、姉のようなんだか、もう一人の大きな娘みたいなんだか。……でもまぁ、そういうのがあってもいいよね? )
シンジ( 家族であることに変わりはないもの♪ )
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