過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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シンジは俺の嫁
◆tzbka.uV0LH5
[saga]
2015/05/09(土) 07:50:42.80 ID:8Y2pGOx40
今日は程よく雲が太陽を遮り、暑さもそこそこ和らいでいる良い天気で
第壱中の屋上なら風も気持ちいいだろうからと、シンジは昼食の場所に選んだのだ
トウジ「 おっ?シンジぃ、どこいくんや 」
シンジ「 屋上だよ。お弁当、そこで食べようと思ってアスカとレイが 」
トウジ「 おー、それならワシらも…… 」
ケンスケ「 ちょい待ちトウジ 」
グイッと襟を引かれ、シンジに背を向けて声を潜めるトウジとケンスケ
トウジ( な、なんや? )
ケンスケ( お前も気が利かないな。綾波はともかく、式波は碇に気があるだろ?恋愛か親愛かはさておいて )
トウジ( せやなぁ。いっつもくっついててぶっちゃけバレバレやしな )
ケンスケ( なら偶には三人で食わせてやろうぜ、俺らが一緒じゃ進展も何もないだろう。なっ? )
トウジ( おっしゃ、分かった! )
そして振り返り、いらんことを言う
トウジ「 シンジ、お前は綾波のおかんやけど、男として甲斐性っちゅうもんも見せなあかんぞ! 」
ケンスケ( 今の碇は十分甲斐性あると思うけど……。多分意味履き違えてるんだろうな、トウジ )
ケンスケ「 まあ、鈍感にはなるなよってことだな。娘ばっかり気にして他から向けられる好意をスルーとか絶対ダメだぞ 」
シンジ「 ??……結局、二人は来ないの? 」
トウジ・ケンスケ「 おう!さ ん に ん で!食べて来い! 」
アスカ「 バカシンジ、あんたあの二人に変なこと吹き込まれなかったでしょうね? 」
シンジ「 よく解らなかった 」
レイ「 時間は有限よ、行きましょう 」
だが、その気遣いも跡形もなく砕け散った
アスカ「 どうして……どうしてこうなるの……? 」
アスカ「 はっ!!そうよ、使徒!きっと使徒のせいに違いないわ!!いや絶対そうよ!! 」
レイ「 そう、使徒のせいなのね。早く殲滅しないとだわ。ネルフへ行きましょう 」
マリ「 ……いや、ただこけちっただけなんだけど 」
アスカ・レイ「 は? 」
マリ「 あ、はい。すみません 」
ぎょろり、と恐ろしくドロドロした眼で睨まれるマリ
因みに彼女は現在土下座させられている
マリ( ……足、痺れてきたなぁ )
シンジ「 ねぇ、真希波さんも悪気があったわけじゃないしさ?赦してあげてよ 」
シンジ「 それに男の僕なんかより女の子の方がショックに決まってる。責めるなんておかしいよ 」
アスカ「 ぐぬっ……!レイ、レイはそれでいいの!? 」
レイ「 お母さんが、赦すなら……私は…… 」
シンジ・マリ( ほっ )
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